create-react-appで作ったReactアプリをVercelにデプロイ
React
Frontend
Vercel
初めに
React を初めて触る人は、CRA(create-react-app)でプロジェクトを作ると思います。 作ったものは、どうせなら公開して世界中の人にみてもらいたいですよね。 デプロイの仕方は、色々あるのですが、特にデプロイが簡単な Vercel についてまとめました。
注意 : Node.js と npm は使える前提で進めます
前置き
CRA
React は、フロントエンド開発において世界中でもっとも利用されている JavaScript ライブラリです。
そんな React の環境構築を簡単にできるものがあります。
それが CRA(create-react-app)です。
余計なものも少々インストールされますが、コマンド一発で環境構築できるのは本当にすごいです。
0 から自分で環境構築したい方は、こちらをご覧ください。ただし、今回紹介する方法ではデプロイできないので気をつけて下さいね。
Vercel
Vercel とは、ZEIT 社の提供するフロントエンド向けのホスティングサービスです。AWS のフロントエンド版とも言われています。
CDN やサーバレスアーキテクチャを新たに勉強することなく、Vercel に連携した GitHub に Push するだけで世界中の CDN でキャッシュされ、高パフォーマンスを期待できます。
当ブログは Next.js でできていますが、Vercel でデプロイしています。
というのも、Next.js の開発は、Vercel を提供する ZEIT 社が中心になって行われています。そのため、Next.js と相性が抜群です。
個人利用のホビープランなら無料で使えるので、初めてデプロイするには最適だと思います。
React プロジェクトの作成
この章では、CRA で React プロジェクトの作成の仕方を紹介します。
すでに、作成済みだったり、知ってる人はこちらへスキップしてください。
CRA で作成
まずは、以下の環境があることを確認してください。
Node >= v10.16
npm >= v5.6
確認できたら、以下のコマンドで React アプリの作成が始まります。
npx create-react-app deploytest
そして、 Happy hacking! と表示されたら完了です。簡単すぎ!
GitHub の設定
GitHub の設定をします。まずは、ディレクトリの移動をしてください。
cd deploytest
続いて、GitHubの方でリポジトリを作成しておいてください。ここでは、 https://github.com/user/deploytest.git とします。
そして、以下のコマンドで Git の設定をしてください。
git init
git add .
git commit -m "First Commit"
git remote add origin https://github.com/user/deploytest.git
git push -u origin master
これで、Push できました!
Vercel の設定
Vercelにログインしてください。初めての方は、新規登録してください。
ダッシュボードの画面に来たら、「New Project」をクリックしてください。
次に、「Import Git Repository」から、 https://github.com/user/deploytest.git を入力します。
そしたら、GitHub と Vercel の連携について聞かれるので、承認します。
すると、「FRAMEWORK PRESET」の項目が表示されると思うので、「Create React App」を選択して「Deploy」をクリック。
これで、時間を待てばデプロイ完了です。以上です。これだけで、React アプリを世界中に公開できました。
コードを更新した場合
コードを更新した場合は、以下のコマンドを打つことを忘れないでください。
npm run build
そして、GitHub の master(もしくは main)に push するだけで、更新が反映されたものがデプロイされます。
いつも通り Git を使うだけで、デプロイも勝手にやってくれるので、非常に便利ですね!
まとめ
いかがですが? とても簡単ですよね!!
お名前.com や ムームードメイン などで取得したドメインも設定できるので、ぜひやってみてください!